友人の四重奏団に欠員が出て活動が中断するのは避けたいということで、しばらく助っ人で弦楽四重奏団に参加することになりました。私は全然曲を知らないんですが、サっとやりたい曲が出てくる他のメンバーは非常に頼もしい。私はメモして希望があった楽譜を用意するだけ。
メンバーから出てきたのが、ベートーヴェンの作品18、6曲あるうちのどれかと、シューベルトの「死と乙女」、チャイコフスキーの第一番(アンダンテカンタービレ)。「あるうちのどれか」と言われたら、その選択権は私がいただきますよ(^^ 音源もメンバーに東京カルテットのベトベン四重奏曲全集を借りて、今までラジオでしか聴いていなかったけど聴きますよん!どれかやるなら楽譜もゲットしますよん!
そうして、次の練習の時に、私がやりたい作品18だけ楽譜を用意して行きました。もう決定だもん。地味に第4番を抜け駆けの個人練習もしてきたん。初見じゃヴァイオリンとチェロについていけない(というか音楽のあらゆる場面で見劣りする。。。)ヴィオラだから落ちて聞こえなくて良いってわけには弦楽四重奏の場合はいかないし。。って自虐的?
それでもベトは楽ですわ。作品18ですよ、中期四重奏曲のラズモフスキーの1番とか弾き散らかしたことがある私にとっては、完成度はともかくとして楽譜が「知ってる人」。弾けないのにビビらなくてもいいという自信が持てます。東京カルテットの演奏が凛々しくて、無理かも知れんが自分なりに速さに挑戦してみたい。
ベトの初回合奏では「アタシやれば出来るやん」くらいのインチキ初見が出来ました。CD聴いて曲予習してたから、休符数えなくていいし、落ちても復帰が楽々。読譜能力の成長を怠って、間違った勉強方法の典型。。
突然メンバーに持ってこられたモーツァルトの初見大会はさんざん。音源持ってないから聴いておらず、楽譜はその場でさらって初見に臨んだけど全然弾けない。個人練習しても合奏しても何のことだかさっぱりわからない。この曲をウキウキ希望したチェロはさぞかし残念な気分だろう。
ちょい前に、四重奏団のヴァイオリン弾きが練習不足で、これからもそれが解消される予定はなくて、しばらく後に脱退しますという宣言をしたんで、それなら今すぐやめていいよと言ったことを思い出す。それでトリオになったんです。下から切っていくわけではないけど、自分にそういう危機感があっての個人練習をしたいな。
モーツァルト。彼を好む好まないにかかわらず、クラシック音楽をやる者は避けて通れない作曲家です。避けるのは算数をせずに数学に挑戦するようなものです。求められるテクニック的な難易度は、それほど高い作曲家ではないけど(あくまで技術的に。楽譜の見た目の黒さでくらべてもらえるとわかりやすいかも)、それでも揺るぎなき基礎力が求められ、故にモツの協奏曲はアマチュア交響楽団のオーディション課題曲に指定されることが多かったり、ヴァイオリン指導曲集の最終巻にズラズラ載ってたりします。
でもアマチュアでは、モーツァルトをちゃんとやったことない人はキャリアが長くても結構いると思う。私みたいに。
アイネクライネナハトムジークは、何となくザ・モーツァルトというには足りない気がするし、音楽の冗談はモーツァルトが冗談で書いた曲だし。いつまで弦四やるのか予定は未定だけど、いい機会だし、真面目にモツをやってみよう。
得意な作曲家なんていないんだけど。モツは苦手なんだと思う。気分がコロコロ変わるのについていけないん。ハイドンのフェイント的な転調とかメロディの変わり目とかもついてけないけど。ベートーヴェンとかシューベルトが分かりやすい。得意じゃないけど。とにかくモーツァルトは、全然歌えないんで先が思いやられる。鮮やかさよりもっと大人しく可愛くやたい。
しばらくは弦楽四重奏です。がんばろう。